北海道神宮へ厄払いに行ってきたのでその様子をリポートします。
2019年僕はちょうど本厄の年齢です。
そのため北海道神宮への初詣に合わせて一緒に厄払いもしてもらいました。
昨年も前厄だったため厄払いをしてもらいまいたが、そのときに色々と分からないことが多くとても不安でした。
僕同様、厄払いについてどうすればいいのか分からずに不安な方も多いと思います。
そこで!
今回は厄払いの様子を可能な範囲内でリポートさせていただきます。
解説などを加えながら説明させていただきますので、『厄払いに行きたいけど不安だな~』という方は参考にしていただければ幸いです。
※ご自分が厄年か確認したい方はこちらの「北海道神宮|厄年・年祝一覧」で厄年の早見表をチェックしましょう。
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まずは年明け冬の北海道神宮へ行ったときの様子をどうぞ
僕が厄払いに行ったのは2019年1月4日(金)。
正月三が日も過ぎていたので人も少ないかなと思っていましたが、まだまだたくさんの人が北海道神宮へ初詣に訪れていました。
1月4日は平日でしたが家族連れや友達、カップルで仲良くみなさん来ていましたね。
ちなみに僕は1人で行きました(笑)
まずは公園口鳥居をくぐり北海道神宮の中へ。
今回は地下鉄東西線に乗り円山公園駅から来ましたが、ここまで大体5~10分くらいでしょうか。
早速祈祷案内の看板がありました。
祈祷自体は年中行っていますが、この看板は初詣の期間中のみですね。
簡単な地図もあります。
北海度神宮のHPにはもっと詳細な地図も掲載されています。
参考:北海道神宮|交通境内案内
神門へ向かいたくさんの人と一緒に歩いていきます。
普段はこんなに人はいないので、お散歩がてら来るのもいいと思います。
4月上旬から5月中旬にかけては、この当たり一面ソメイヨシノやエゾヤマザクラなどの桜が咲きお花見スポットになります。
パワースポット+桜はまさに最強の癒し空間ですね。
僕も毎年桜を見に来ますがとても綺麗で癒されます♪
初詣の時期は屋台も出店していて賑やかな雰囲気です。
出店数は少なくなりますが1月10日ころまでなら屋台を楽しむことができます。
神門の手前には「古神札収納所」があります。
ここで昨年前厄の厄払いでいただいたお札やお守り、別途購入したお守りやおみくじを納めました。
箱に入れて持っていきましたがそのまま受け取ってもらえました。
1月14日の「古神札焼納祭」に行けない方は事前に納めておきましょう。
手水舎(てみずや)に到着しました。
神門をくぐる前にまずは身を清めねば!
正しい作法についてはこちらを参照ください:参拝の作法 - 北海道神社庁札幌支部
北海道神宮の神門前に到着。
人が多くて上手く写真が撮れず残念ですが冬の神門です。
手前には当年度の厄年が表になって掲載されています。
まずは本殿にて1年のご多幸を祈りつつ参拝。
初詣の時期は人がたくさんいますので、焦らずに並んで順番を待ちましょう。
1月4日でもたくさんの人が並んで順番待ちをしていました。
2019年の干支「亥」にちなみ、ハート型の猪目模様が注目されているようでTVなどでも放送されていました。
神社や仏閣によく猪目模様が施されているらしく、北海道神宮にもないかな~と思い探してみましたが見つけられませんでした。
本殿の屋根にそれっぽい模様を見つけましたが、なんか違いますね・・。
なんとこの「猪目模様」1400年も前からの伝統的な文様で、厄除けや招福の願いが込められているのだとか。
厄払いの前におみくじを購入。
結果は「小吉」でした。昨年「大吉」だったので少々残念ですがまあ良しとしましょう!
参拝も終わりましたので、いよいよ厄除けをしてもらいに祈祷受付へと向かいます。
場所は本殿向かって右側の社務所で、入り口前に大きく「祈祷受付」と書かれているためすぐにわかります。
入り口から廊下を進むと受付のカウンターが見えてきました。
想像と違い綺麗な場所ですよね。
厄払いをする祈祷所のイメージは、もっとこう昔っぽい格式張っていて厳かな印象がありますが極めて現代的でした。
僕にとってはあまり緊張せずに受付ができるので助かります。
北海道神宮の厄払い(ご祈祷)について
fa-arrow-circle-right予約は不要です。以下の祈祷時間内であればいつでも厄払いをしてもらうことができます。
- 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
- 11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
- 11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
fa-arrow-circle-right祈祷初穂料は五千円または一万円以上となります。一万円以上は神札(おふだ)に願意と記名してもらえます。
fa-arrow-circle-right服装も気になると思いますが決まりはありません。基本自由ですので普段着でOKです。冬場はコートなどの上着を着たままでも問題ありません。
fa-arrow-circle-right赤ちゃんや小さなお子さんと一緒でも大丈夫です。
2015年くらいに待合室が新しくなり、授乳室やオムツ替えのスペース(オムツ替え台有り)が新設されました。
もちろん本殿にも一緒に入ることができます。祈祷や厄払い中も一緒にいてOKですので、家族揃って安心して祈願してもらいましょう。
参考(画像あり):北海道神宮の授乳室・オムツ替え台情報
なお、北海道神宮へのアクセス方法やご祈祷の詳細は以下の関連リンクをご参照ください。
- アクセス確認はこちらから⇒北海道神宮|車・地下鉄・バスでのアクセス方法、境内のご案内
- 厄払いやご祈祷の詳細はこちから⇒北海道神宮|ご祈祷のご案内や内容について
北海道神宮の厄払いの流れ
北海道神宮・・厄払い受付編
受付で厄払いしたいことを伝えるとまず生まれ年を聞かれます。
生まれ年によって、前・本・後に〇をつけてもらい3枚つづりの受付用紙をもらったら、名前と住所、電話番号を書きましょう。
祈祷の際に住所を〇区までと名前の名字を読み上げてもらえますので、ふりがなも含めわかりやすく書いた方が良いと思います。
書き終わったら受付に用紙を持って行き祈祷初穂料を渡します。
北海道神宮・・厄払い待合室編
受付が終わったらすぐとなりの待合室(控殿?)でしばらく待機です。
僕が行った1月4日はたくさんの人がいてざっと50~100名くらいいたのではないでしょうか?
ちょうど仕事始めで企業関係の方が非常に多く、スーツ姿のサラリーマンの方々が「今年もがんばるぞー!」と気合を入れているようで待合室はとても活気がありました。
普段はそれほど多くはなく、恐らく待っていても20~30名ほどではないでしょうか。
事前に受付用紙3枚はばらばらにしておくようアナウンスがあります。
1枚は領収書、1枚は祈祷前に巫女さんへ、1枚は祈祷終了後におさがりをいただくときに使用します。
祈祷は30分ごとに行われているようで、時間が来ると待合室にアナウンスが流れますので指示に従い本殿へと向かいましょう。
北海道神宮・・本殿にて厄払い編
本殿の中はとても広く、椅子が並べられていますので前の方から順に着席します。
冬は少し寒いので上着は脱がずそのままで良いと思います。
礼儀正しく脱ぐのが正しいのでしょうが、風邪をひいてしまうよりはずっとマシです。
なので寒いなと思ったら遠慮せずに上着は着てしまいましょう。
祈祷が始まると神主さんが一人一人の住所と名前を呼んでくれます。
それぞれの祈願ごとにまとめて呼ばれるため、前厄や本厄のターンになったら心して名前を呼ばれるのを待ちましょう。
「僕の名前は呼んでくれるのだろうか?!!」と結構ドキドキします。
そういえば今回は住所なしの名前だけだった気がします。
人が多いときは時間の関係上住所は省略されるのかもしれません。
その後巫女さんが華麗にダンシング。
鈴の音に合わせて舞いながらお清めをしてくれます。
最後は玉串礼拝。
まずは企業の代表者がお一人ずつ行い、その後は前の席の人から順番に行っていきます。
巫女さんから玉串を受取り二礼二拍手一礼をしましょう。
ちなみに玉串礼拝の作法は知らなくても大丈夫ですが、心配な方は事前に以下の参考ページで見ておくと安心です。
玉串礼拝参考:玉串拝礼の作法
終わったら、出口付近にいる巫女さんに受付用紙の1枚を渡し「おさがり」をいただきましょう。
おさがり用のビニール袋が少し先に設置されていますので、必要な方は忘れずにもらっていきましょう。
以上で無事厄払いは終了です。
これで1年間心置きなく暮らせますね!
ちなみに、本殿の椅子に座ってから「おさがり」をもらうまでの時間は大体15~20分くらいでしょうか。
冬は少し寒いので、風邪をひかないよう遠慮せず上着を着て温かい恰好で祈祷してもらいましょう。
北海道神宮の厄払いでいただいた『おさがり』
北海道神宮の厄払いでいただいた「おさがり」が「こ!ち!ら~~!(セイキン風)」
御神札や御守り、神箸なんかが入っています。
ちなみにお神酒と刻み昆布は実家に帰るときに持って行き、料理に使ってもらって美味しくいただきました。
また御神札の立て方や方角などは説明書がついていますが、不安な方は以下のサイトを参考にしましょう。
僕も参考にさせていただきましたが、分かりやすくておすすめです。
参考:厄除けのお札の置き場所や方角は決まってる?返却方法も紹介! | パワースポット巡りでご利益を!開運ネット
※厄除けでいただいたおさがりは、翌年にまた一式を箱に入れて「古神札収納所」へ持って行けば受け取ってもらえます。
北海道神宮での厄払い(本厄)まとめ
北海道神宮での厄払いの様子をリポート風に紹介させていただきました。
何も知らないと結構不安ですが実は超簡単です。
極端な話、散歩のついでに北海道神宮によって厄払いをしてもらうことも可能です。
服装も自由ですし、のし袋もいりません。
友人や家族と行かなくても1人でもOK。誰も気にしません。
もちろん赤ちゃんや小さなお子さんと一緒に、ご家族連れの方もたくさんいらっしゃいました。
厄払いだけでなく家内安全や交通安全の祈願のために来ている方も多いです。
事前予約も必要ありませんので、季節ごとに違う祈祷時間に注意しつつ、初穂料を持って行くだけでいつでも厄払いをしてもらえます。
もしも今年が前厄や本厄、或いは後厄で厄払いをしようかどうか迷っている方は、北海道随一のパワースポットでもある北海道神宮で厄払いをしてもらいましょう。
やっぱり何かあったときに、「あの時厄払いしておけばな~」と後悔はしたくないですし、なにより「スッキリ」した気持ちで1年を過ごせますよ。
参考:北海道神宮