行政書士にもAIの波が到来している模様

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ローイット株式会社から「AI行政書士 マルット」のベータ版が、2018年8月1日にリリースの発表がありました。

これは許認可管理を必要とする建設業や、宅地建物取引業に対するクラウドサービスのようです。

実は以前僕は数年間ですが行政書士の事務所を開業していたことがあります。

このニュースで久しぶりに行政書士時代を思い出したのですが、なんともう行政書士にまでAIの波が到来しているのですね。

驚きです!

僕が行政書士をしていた時代はせいぜい内容証明郵便の電子化くらいでしたから、やはりどの分野でもAI導入の波は避けられないようです。

AI行政書士 マルット

今回発表されたのはまだまだベータ版ということもあり「許認可一括管理」の機能のみのようですが、将来的には行政書士の業務を99.9%ITに落とし込むことを目指しているそうです。

今後行政手続きがペーパーレス化され電子申請が主流になった場合には、とてもありがたいシステムになりそうです。

機能としては情報をクラウド上に集約し、許認可期限をメールアラートで教えてくれたり、許認可要件チェックし一覧でチェックできるようになります。

手続き漏れがないよう注意喚起のメールもこのシステムから送られてきます。

許認可の維持・管理はとても面倒で大変なので、これらを一括でしかもクラウド上で管理できるのはとても便利そうですね。

またこのシステムは行政書士が監修しており、クラウド上で行政書士に直接相談ができるのも画期的。

現在の機能だけでも、誤って許認可の更新を忘れることがなくなりますし、企業のリスク回避として十分に役立ちそうです

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最終目標は行政書士業務の99.9%をAIに落とし込むこと

現在「AI行政書士 マルット」は許認可管理のみの機能ですが、将来的には99.9%の行政書士業務をAIに落とし込み、本当の意味でのAI行政書士を目標にしています。

仮に99.9%の行政書士業務をAIに落と込むことができたなら、いずれ許認可業務に関してはAIによる申請が一般的となりそうですね。

AIで期限や要件を自動で管理しさらに書類の作成から申請まで自動化。

企業の担当者は「ボタン1つで確認するだけ」なんて、担当者にとっては大幅に負担が減りそうです。

企業からしてみたら顧問料やら書類作成の代行費用などを考えると、この「AI行政書士 マルット」の方が将来的にはお得で優秀な顧問になってくれそうです。

 

一方行政書士は許認可業務の仕事が減ると予想されます。

対策としては民事業務への進出、他業種での受注などで業務範囲を拡大することでリスクヘッジはできそうです。

正直行政書士を離れて結構経っていますので現在の業界事情には詳しくないのですが・・・

今後この「AI行政書士 マルット」や同様のサービスが増え、さらにAIが加速度的に優秀になるのは時間の問題でしょう。

そうなったときに、既存の行政書士がそれらとどう差別化を図っていくのか今から要検討な気がします。

定型業務以外を充実させ、人と人とのつながりを大事にする行政書士が今後より求められる時代になりそうですね。

参考:【公式】AI行政書士 マルットホームページ

行政書士だけでなくどの分野でも同じことが起こりそうですね。
残念ながらAIと差別化を図れない分野はどんどん人間のお仕事が減ってしまいそうです。

 

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