auで2019年6月以降に受付がスタートする新料金プランが発表されましたね。
docomoなど各社が割引プランを発表する中、auも満を持して発表という感じですが、今回発表された新料金プランの内「新auピタットプラン」に変更した場合にいくら安くなるのか計算してみました。
比較対象は僕が今契約しているプランなので、auユーザー全員が対象になるわけではありませんが、同じような契約内容の方が多いと思いますので参考にしていただければ幸いです。
「まだauの新料金プランを見たことがないよ」という方は、下記のリンクから公式サイトをご参照ください。
fa-angle-double-right参考:【公式】新auピタットプラン | au
目次からジャンプ
「新auピタットプラン(~1GB)」との料金比較をしてみた結果
まず現在の僕の料金は、上記画像の通り毎月「プラン利用料」として2,980円となります。
その他の消費税や通話料、iPhoneを購入した分割の料金などは今回省きます。
- 現在の契約プラン:「auピタットプラン(スーパーカケホ)(V)」
※データ利用料は最低の(~1GB) - オプション:LTE NET
- 割引として:2年契約、家族割、auスマートバリュー
ではこの現在の契約を、新料金プランの「新auピタットプラン(~1GB)」に変更した場合どうなるのか?
ざっと計算してみたところ
なんと2,980円となりました。
え・・・・。
そうです僕の場合、全く金額が変わりませんでした。
しかも「スーパーカケホ(V)」の1回5分以内の国内通話無料が、「新auピタットプラン」には付いておらず、別契約となるためむしろ損をしているではないですか・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
「新auピタットプラン(~1GB)」に契約変更した場合の詳しい内訳はこちら
- データ利用料:2,980円
- 割引:なし
fa-angle-double-right参考:【公式】最大4割引で"ずーっと"おトク、1,980円からの「新auピタットプラン」提供開始 | 2019年 | KDDI株式会社
すごくシンプルですね。
契約内容はとても分かりやすいのですが、なんと新料金プランになると僕の場合、全く割引が適用されなくなりました。
まずauスマートバリューはこれまで500円の割引がありましたが、新プランでは月4,480円の(~4GB)以上のプランでなければ割引が発生しません。
次に、これまでの家族割が『家族割プラス』に変更になりますが、条件がとても厳しくなっています。
既存の家族割は、契約が『家族名義』であれば適用されていました。
それが新しい「家族割プラス」では、「同一住所にお住まいのご家族」+「カウント対象プランにご加入のご家族」という厳しい条件が加わりました。
要は同居していて、尚且つ同じプランに加入していなければ割引対象にはならないようです。
僕は現在親と同居していないため残念ながらNGですね。
さらにこっそり、「2年契約」の割引が無くなっているようですので、今回僕は全く新料金プランの恩恵を受けることができませんでした。
fa-angle-double-right参考:【公式】家族3人以上なら毎月1,000円を割り引く「家族割プラス」提供開始 | 2019年 | KDDI株式会社
fa-angle-double-right参考:【公式】2年契約 | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
相変わらずの難しい料金体系。そして割引条件が厳しくて結局変わらない利用料
料金体系は確かに以前に比べると格段に分かりやすくなりました。
「新auピタットプラン」では基本料金がデータ利用料のみ。
あとは各種割引を計算するだけです。
これまでの【基本料金が通話料とデータ利用料に分かれていて、プラスで「LTE NET」分が加算される】のような、「auピタットプラン」に比べれば分かりやすいのですが、それでもなんだかしっくりこない感じがしませんか?
割引条件がこれまでと変わっていたり、厳しくなっていることで、結局料金体系が分かりにくくなっている感じがします。
とはいえ、「新auピタットプラン」に関してだけ言えば、両親と同居していてかつ同じ料金プランに入れる環境であればおすすめだと思います。
1GBのプランであれば1,000円ほど安くなるようなので、むしろ6月以降すぐにでもプランを変更すべき!
電話をよく利用する方であれば、月700円で5分以内の国内通話が無料のオプションがあります。
追加料金はかかるものの、それでも300円は既存の「auピタットプラン」よりは安くなりますね。
おわりに
それにしても、一見大幅に安くなっているようで、実は条件が厳しくなることでちょっとだけ損をしてしまうこの料金プラン。
かなり考えたんでしょうね。
すごい良く出来ています。
「家族割プラス」とか「通話無料分」とか「2年契約」とか「スマートバリュー」とか、割引条件を絶妙に変更してますよね。
きっとユーザーの契約内容や居住形態などのデータから、“会社としてあまり損をしない条件”を必死に検討したんじゃないでしょうか。
僕はauと契約して10年以上なので、今後もいわゆる携帯キャリアを変えるつもりはないのですが・・・・・。
できれば今回は、何の割引条件もなしに1,000円くらい安くしてもらえたら最高でした。
また今後の新料金プランに期待したいところです。
とりあえず今回は、契約変更はせずに「auピタットプラン」のままにしておこうと思います。
今回の記事は、auの公式サイトやニュースリリースを参考に新料金の計算をしましたが、もしかしたら各種割引条件や基本料金の考え方に誤りがあるかもしれません。
予めご了承いただけると幸いです。
色んな条件やら何やらで相変わらずの複雑怪奇。
スマホ利用料の計算は・・・難しいですね。