さて小学3年と4年の担任教師Sの思い出話でもしようじゃあないか【それは忘れられない記憶】

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学校の教師が悪い意味でニュースやワイドショー、情報番組で取り上げられることが2019年も相変わらず多かったですね。

記憶に新しいのは、やはり教師が集団で後輩の教師をいじめていたあの事件でしょうか。

その他にも教師による生徒への暴行や猥褻事件など、大小様々な不祥事が日々取り上げられていました。

また児童や生徒が学校内でいじめに遭っているときの、対応の無能っぷりも相変わらずです。

児童が必死の思いで先生へ伝えたSOSの作文を、そのまま教室内に掲示してしまうアホっぷりを存分に見せつけた教師もいました。

しかも児童の心に一切響かないであろうコメントのオマケ付きだからすごい。

参考:42歳教師、いじめを訴えた児童の作文を教室に掲示 他人事の赤ペンコメントに「最低の教師」と非難殺到 (2019年12月16日) - エキサイトニュース

参考:教員の不祥事:ニュースまとめ - ライブドアニュース

 

最近は本当にイカレタ社会常識の欠片もないような教師が多いな~と思うわけですが、よくよく考えてみると昔からイカレタ教師っていましたね。

僕の小学生時代の担任が今思うとイカレタ痛い教師でした。

というわけで、今回はその小学生時代の担任Sの話をしてみようと思う。

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小学3、4年の担任だった教師Sの話し

小学3、4年の担任だった教師Sの話し

僕の通っていた小学校へと赴任してきた男性教師のS。

小学3年のときにこいつが担任となった。

このS、見た目は爽やかでそこそこイケメン。

年齢は恐らく25歳前後だったはず。

赴任してきた当時、若くて爽やかイケメンが来たと、お母様方からもチヤホヤされていたのを覚えている。

 

タイプとしてはいわゆる熱血教師タイプといえるだろう。

授業も児童が飽きないよう漫画っぽいテキストや、ゲーム形式の授業スタイルなどオリジナリティを追求していた。

元気で明るく前向きな先生。

第一印象はこんな感じだったと思う。

異変を感じたのは小学3年の2学期あたりから

詳しい内容は忘れたが、校内のイベントでSと僕らクラスの意見が対立したときに、Sの異常性が垣間見えることが起こった。

担任のSは自分の意見がクラスで納得してもらえないことに怒ってしまい、まだ4時間目の授業途中であるにも関わらず教室から出て行ってしまったのだ。

まあ早い話がいじけてしまったわけだが、ここまでならまだ分かる。

Sが異常なのはここから。

そのまま、なんと僕ら児童を残したまま永遠と教室に帰ってこない。

給食を食べて、帰りのホームルームの時間が来ても一向にやってこないS。

そこから更に1時間以上は待っただろうか。

まだ教室にやってこないS。

耐え切れず女子3人が帰ったが、僕を含めた他の児童はずっとその間も椅子に座りSを待ち続けた。

やがてそこから更に30~60分くらいだろうか。

Sが教室に戻ってきた。

しばらく教室に戻って来なかったことに何か触れるのかと思いきや、何事も無かったかのように帰りのホームルームを始めるS。

何事も無かったかのように帰りの挨拶をし、Sから詳細を何も聞くことができないまま学校をあとにする僕ら。

 

この出来事が、Sについて何か変なのでは?と思う始まりの出来事になった。

小学3年の児童に対してまるで子供のようにいじけた態度をとったあげく、クラスの児童を放置していたことについて謝罪もなければ反省もなし。

むしろ始めから無かったかのようなこの態度。

今なら精神年齢が小学生レベルの子供なのだと分かるが、当時まだ8歳だった僕には「大人として何か変かも?」と思うのが精一杯だった。

その翌日に教師による見せしめの罰ゲームが開始された異常な光景

その翌日に教師による見せしめの罰ゲームが開始された異常な光景

さて、Sが小学生相手に子供のようにいじけて授業をボイコットした事件から一夜明けて、学校へ登校し教室へ入ると違和感があった。

なぜか机が3つ黒板の目の前に並んでいる(※上記教室の写真だと、黒板に向かって右側のちょうど写真が切れて見えなくなっている辺り)。

位置的には教師用の机と同じラインに並んでおり、本来ならありえない配置だ。

気になるがランドセルを置いて席に着き友達と話していると、なにやら女子が困って教室内をウロウロしている。

どうやら自分の机がいつもの場所から無くなって困っているようだ。

しかも1人じゃなく3人。

やがて自分の机を見つけおもむろに近づいていく3人の女子。

そうあの黒板の目の前に配置されていた机は、彼女たちの座席だったのだ。

誰かいたずらでもしたのかな?と最初は思っていたのだが僕はあることに気付いた。

その女子3名は昨日、Sが教室に戻ってくる前に帰ってしまった女子達だった。

3人の女子達は戸惑いながらも、いつもとは違う場所にある自分の席にゆっくりと座る。

やがてSが教室に「おはよう!」と言いながら入ってきた。

困ったようにSを見つめる3人の女子を無視するように他の児童と話し出すS。

結局その3人の女子達には触れぬまま始まる朝のホームルーム。

 

当時8歳だった僕でもこの段階で1つ分かったことがある。

それはあのおかしな座席の配置は教師Sがやったのだということ。

もしも他の児童がいたずらやいじめでやったことなら、すぐにSが注意するはずだからだ。

黒板の前にある机がまるで当たり前であり、始めから知っているとばかりに何も触れようとしないその異常性。

何かの罰で『廊下に立っていろ』と注意されるのとは違うその異様ともいえる光景。

 

結局その異様な状況に触れぬまま授業は進み、給食の時間を迎える。

黒板の前に座り続けていた3人の女子達は、やがて耐えられなくなり泣き出してしまった。

朝からずっと、まるで自分たちが存在しないかのように扱われてきたのだから、さすがに泣きたくもなるだろう。

担任教師が自分のクラスの特定の児童を無視しているこの状況。

僕を含め他の児童も、さすがにこの異常な状況に我慢が出来なくなっていく。

友達の女子数名がSの前へ行き、座席を戻してもらえるよう説得を開始した。

いつもは無駄に大きい声のSが、ぼそぼそと何やらその女子達に話している。

その後1人の女子が、黒板の前の座席で途方に暮れ泣いている友達に話しかけた。

どうやらSの話していたことを代わりに伝えているようだ。

黒板の前に座る3人は友達にお礼を言い、その後3人で少し話した後、意を決してSの前へと歩いていく。

「S先生」と震える声で話しかける3人。

無視をするS。

「S先生」

無視をするS。

「S先生」

三顧の礼よろしく、3度目の呼びかけでようやく反応を示し3人の方を向くS。

「先生ごめんなさい」「勝手に帰ってごめんなさい」「次からは勝手に帰りません」「S先生ごめんなさい」

何度も何度も何度も3人はSへ「ごめんなさい」と謝っていた。

何度も謝る3人の様子に満足したのか、Sが気持ちの悪い笑顔で3人に何やら話しかけている。

20数年経っても記憶から消えることのないあの笑顔。

この記事を書いていて久しぶりに思い出したが本当に気持ち悪い。

今思えばあの光景、まるでDV男が暴力を振るったあとに見せる笑顔そのものだ。

 

3人は泣きながらも安心したような表情で席へと戻って行く。

これで担任Sによる見せしめの罰ゲームも終了か?と思ったのだが、違ったようだ。

Sが3人のうちの1人の女子の席に近づき、元の座席に戻るように指示を出した。

そしてSは教師用の自分の机へと戻って行く。

 

このときはクラス全体がフリーズしたのを覚えている。

「え・・・なんで1人だけ?」

これがクラス全員の頭の中にあった疑問。

まだまだSの児童いじめは続くようだ。

今度は2人だけになりさらにみじめな状況となる。

さっきのあのSの笑顔は何だったのだろう?

 

5時間目の授業が始まった。

授業が始まると同時に2人のうちの1人に席を戻すよう指示をだすS。

また1人だけ・・・・・。

遂に見せしめとして、黒板の前に座らせられているのは1人だけとなった。

教室内の異様な雰囲気はこのときピークを迎える。

いつもは賑やかな授業も今日は誰1人話すものはいない。

S以外は。

たった1人の女子児童だけが、明らかにおかしな座席の位置で授業を受けているにもかかわらず、まるでそれが当たり前のように授業は進んでいく。

5時間目の授業が終わり帰りのホームルームが始まろうとしたそのとき、ようやく最後の1人となっていた女子も席を元に戻すようSが支持を出した。

これでようやく教室の状態が表面上は元に戻った。

そう表面上だけは。

僕らクラスの児童は、この異様で異常で気持ちの悪い、大人とは思えないSの態度と対応により強い違和感を持つことになったのは間違いない。

8歳とはいえ、通常とは違う、イカレタ大人とそうではない大人の違いはある程度分かる。

勘の良い子であればSが普通ではない、イカレタ側の大人であることに気付いたはずだ。

 

さて最大の疑問。

なぜSは3人の女子児童をバラバラに席に戻したのか?

これは後で分かったことなのだが、最後まで罰ゲームを続けられ、1人みじめに黒板の前に座らせられていた女子児童はSのお気に入りだったのだ。

そのお気に入りの女の子に裏切られてしまいショックだったS。

「この気持ちどうすべきか?そうだ!同じくらいショックを与えてやろう」

そう考えたSは、翌日上記のような暴挙を行ったのだった。

お母様方に広がるSの噂

これは当時母親から聞いた噂。

あくまで噂でしかないが、この教師S。

どうやら特定の女子数名に対して、体を触るなどの行為をしていたようだ。

女子児童の1人が耐え切れなくなり母親に訴えて発覚。

女子児童の中にはSにされたことをノートに細かくメモしていた子もいたそう。

抱き着いたり、キスをしたり、お尻を触ったり等の行為を、若干8歳の女子児童に対して行っていたのだから手に負えない。

現代であれば完全にアウトだろう。

SNSなんてない当時、これがどのように学校まで伝わり、Sが何らかの処分を受けたのかは定かではないし、今となっては知る由もない。

暴力を受けたのは人生でこのSからのみ

暴力を受けたのは人生でこのSからのみ

昨今教師の体罰や暴力がマスコミなどで取り上げられることが多くなった。

そのおかげで問題が明るみに出るようになり、教師が児童や生徒に手を出しづらい環境となったのは本当に素晴らしいことだと思う。

 

僕は小学4年のときに担任のSから暴力を受けたことがある。

思いっきり尻を蹴られた。

20代の成人男性が、まだ二桁に満たない年齢の子供に対して全力のローキック。

後にも先にも他人から暴力を受けたのはこの一度きりだ。

だからこそ忘れることができない記憶となった。

 

なぜ尻を蹴られることになったのか?

簡単に説明すると、当時クラスの班ごとに、版画の授業で縦横1メートルくらいの大きな版画を作成する授業を行っていた。

僕らの班はやめておけばいいのに、難しい写真を選んでしまった。

お神輿を担いだ写真で、神輿の柄や形も難しければ人も大勢いて、小学4年生にしてはかなり難易度が高めだ。

各班が続々と完成していく中、案の定僕らの班だけがまだ版画にする絵さえも完成していない状況。

遅々として進まず、いつまで経っても完成しない僕らの制作状況を見て、あまりの遅さにイライラが募り様子がオカシクなっていくS。

「明日までに完成させます!」と、無謀ともいえる約束をSとする僕らの班。

当然翌日に完成しているわけもなく、そこで約束を守らなかったとSの怒りが頂点に達した。

 

朝のホームルームが終わると同時に教室の前に呼ばれて、整列させられる僕らの班6名の児童。

黒板の方を向けと言われ向いたその瞬間、尻に強烈な衝撃が走った。

Sが問答無用でローキックを尻に見舞ったのだ。

可哀そうなのは、男子だけでなく女子にまで、同じようにローキックを全力で見舞ったことだ。

 

これが暴力教師のSから暴行を受けた経緯なのだが、改めて大人になってから思い出すとその行為が如何に信じられないものなのかが分かってくる。

成人している20代の大人が、まだ9歳の小さな子供に蹴りをいれるなんてあり得ないし、普通じゃない。

そんな奴が自分の担任だったなんて本当に恐ろしい。

お気に入りのアイドルの歌を無理やり歌わせるS

小学校といえば学芸会は重要なイベントの1つ。

小学4年のときの僕らのクラスでは合唱をすることになっていたのだが、そのときに歌ったのが「夢冒険」。

当時絶大な人気を誇っていたアイドルであり、後に例のショッキングな事件を起こしてしまうあの方が歌っている曲である。

僕自身この「夢冒険」は好きな曲で、当時何度も練習で歌ったいたこともあり今でもある程度歌えるのだが、学芸会でこの曲を歌うのは当時としても結構異例なことだった。

通常であれば音楽の教科書に載っているような曲が選ばれるはずなのだが、なぜこの曲をSは歌わせたのか?

理由は単純。

単にSがこのアイドルのことを、マンモス大好きだったからである。

仮に尊敬する教師がアイドル好きで、そのタレントの歌を歌うのであれば何も問題はないのだが...

その教師は小学3,4年の女子児童を恋愛対象として見ているような人間であり、嫌がる女子児童に平気でキスやハグをしようとする変態だ。

当時は真面目に何度も何度も歌い、一生懸命に練習していたわけだが、自分のクラスの児童が、学芸会で自分の大好きなアイドルの歌を歌っている様子を満足気に見ていたSはそのとき何を思っていたのだろう。

それを今になって想像すると何やら少しだけ気持ち悪い。

いやかなり気持ち悪いかもしれない。

たった3年で異動させられたS

たった3年で異動させられたS

僕らの小学校にSが赴任して2年。

たったの2年で多数の問題を起こし、すでに学校内でも厄介者扱いされつつあった。

そんなSは、僕らの学年が小学5年となりクラス替えのタイミングで、無事担任から外れることになった。

次にSが担任となったのは小学2年生のクラスで、本当にご愁傷様としかいえないのだが、何はともあれ僕らはこのSから解放されてスッキリした気持ちで新年度を迎えることができた。

その後Sは2年生のクラスで、担任教師として心を入れ替えて、尊敬されるような先生に生まれ変われたのか?

もちろん!そんなわけがない。

人間、そんなに簡単にこれまでの生き方を変えられるわけもなく、小学2年生を相手に相変わらず問題行動を起こしていたようだった。

精神年齢が低く、自分の感情をコントロールできないような教師を、僕らのときよりもさらに年齢の低いクラスの担任にした学校の人事もどうかとは思う。

恐らく想像でしかないが、7歳の児童相手ならせめておかしな感情は抱かないのでは?とでも思って配置したのではないだろうか?

 

結局その1年後、噂では2年生のクラスの父母から多数のクレームがあったらしく、わずか3年で別の小学校へと異動させられた。

異動した先は児童数の少ない田舎の小学校だと聞いたが、これこそ本当にご愁傷様である。

教師が何か問題を起こしても、学校を異動すればそれがリセットされ児童や生徒、父母はそれを知る由もない。

このシステム本当に何とかならないものなのだろうか。

中一の英語教師はSのドッペルゲンガー?

中学へと入学した僕は、中学1年のときの英語教師Tを見て驚いた。

見た目、雰囲気があのSにソックリなのである。

それだけならまだいい。

気分の浮き沈みが激しい点と、自分の思い通りにならないとすぐに激高する点が完全一致。

これには本当に驚いた。

まるで教師S再びである。

 

とある授業でのこと。

クラスの生徒全員が、なぜか誰も宿題をやっていない事件が発生したことがあった。

案の定Tがこれに激怒。

そのまま教室を飛び出し授業が終わるまで戻って来ないことがあったのだが、実はこれTが僕らに宿題自体を出し忘れていたのだ。

だから僕ら生徒は意味が分からずポカーン( ゚д゚)である。

Tは勝手に勘違いし勝手に怒り勝手に授業を放棄したわけだが、授業を放棄といえばあのSも同じことをやっている。

まさにS再びだ。

 

その他にも学校のイベントに異常なほど熱心な部分など共通点が多数あった。

当時こいつはSの兄弟か親戚なのか?

と本気で疑ったくらいなのだが、とにかく自分の思い通りにならないといじけてしまい、すぐに激高するところは本当にソックリだった。

その度に授業はストップし、中々教科書が進んでいかない。

しかも僕らのクラスだけではなく、他のクラスでも同様の激高事件が多数起こっていたのだから笑えない。

 

このTは僕らが入学する以前から問題行動が多く、学校でもS同様に厄介者扱いされていたようだ。

その証拠にこいつだけ、1年生の担任しかやらせてもらえないようだった。

他の教師は1年で担任になるとクラス替え後もそのまま3年まで担当し、卒業生を見送っていくのだが、Tだけは僕らが2年のときも1年を担当し、3年のときもまた1年を担当していた。

ちなみに僕らが高校1年のときも、Tは相変わらず中学1年を担当しており、その翌年別の中学へと異動していった。

Sと同様に問題のある教師として厄介払いされた格好だ。

おわりに

僕の記憶に今でも強くこびりついて残っている教師Sの思い出。

散々問題を起こし嵐のように異動していった彼ですが、実は先日彼が校長になったと風の噂で聞ききました。

「Sのような教師でも校長になれる」と言ったら失礼なのかもしれませんが、これが正直な感想です。

精神年齢が低く小さな子供にいじめのような罰や暴力を平気で行い、感情をコントロールできない人間がトップにいるような学校へ、多くの子供が通っているのかと思うと恐怖すら感じます。

また彼の下で働かなければならない先生のみなさんが、苦労しているであろうことは想像に難くありません。

どうか早く彼が教育現場からいなくなり、被害者がこれ以上増えないことを祈りつつこの記事を終わりにしたいと思います。

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